

TOKYO Christmas Night
日程:2003年月12月14日(日)
場所:新宿21世紀(MAP)
開場:PM 4:30
開演:PM 5:00
入場料:千円 + ドリンク代 5百円(飲み放題)
出演バンド
PM5:20 福井直人
PM6:00 Covi-Low
PM6:40 コタツバンド
メンバー:コタツ、嶋崎(fromキュエラスプーン)、ホユー(fromホユーバンド)、福井(from
LMP)
PM7:20 Vanilla Bones Jr.
PM8:00 キュエラスプーン
and more...
Flyer Designed by Kazuaki Kita (from LMP
OSAKA)
LMP stuff; 朋子サンタ、麻子サンタ and Fukui
《ライブレポート》
LMPの2003年は、相当慌しかったです。昨年まで年間10本ペースだった企画ライブ本数が、2003年になって倍増。本日のライブで、実に今年20本目と我ながら驚きです。各ライブ共に、平均5組が出演しているので、この1年だけで約100組の出演者をステージに送り出したことになります。しかも、多くの問題を孕みつつも、東京パンクス、サンクスホリデイ、濃縮フリーミュージックナイト、大阪フリーゾーン等の個性的なイベントを打ち出せて行けたのは、核となる“TOKYO
FREE ZONE”が、今年も色々な出会いをもたらしてくれたからだと思います。特に、今年6月に解散するまで、レギュラーバンドとして活躍してくれた“Cyaramel☆nut's”や、年間を通して活躍してれた"キュエラスプーン"、大阪のイベントを初回から盛り上げてくれた"FLOR"(現在は、シーズンBOX)の3バンドは、今年のフリーゾーンの代表3看板バンドと言ってもいいでしょう。さて、今宵は今年最後のフリーゾーン。どんな宴になるのやら。
何も楽器を持たず私はステージに上がった。私は、ひょいと赤い表紙の"Faked School"を持ち上げ、簡単に冊子の紹介をした後、すぐに詩の朗読を始めた。自分で書いた詩は、まるで初めて読む哲学書の様に難解で、何度も読み違えそうになった。しかし、リズムマシンの刻む機械的なリズムに、ある種の倒錯感を憶えた私は、ベースを弾き始めても、その詩の抱えている壮大な物語性に引きづりこまて行かれそうだった。長編詩"Zone"に関しては、本来複雑でキューブ構造を持つ詩だけに、部分的に拾い上げて読んでいると、その読んでいる個所と直接関連のある、実際には冊子上に記入されていない物語世界が私を取り囲み、読んでも読んでも、全く前に進めない感覚に陥ってしまった。幸い、ステージ上の私を救ったのは、機械的なリズム音だけだった。私は、予定通りの数の詩を読んで、予定通りステージを降りた。
6時を過ぎて、やっとCovi-Lowの名物ギタリスト盛がライブ会場に登場し、Covi-Lowの演奏が始まった。まずは、ナンバー69.これでもかと言わんばかりに、盛のスライドギターがうなり、ボーカル守屋のシャウトが響く。客席からは、何故か笑いが漏れる。ボーカルの守屋とは、ミルクシェイクス、チャーリー&パイレーツ等、マニアックロカビリー路線でも、趣味を同じくしているので、Covi-Low独特の楽曲構成、メロディー、曲の始まり方、終わり方等、全てが私のマニアック精神をくすぐる。この人達とは、これからも長い付き合いになるんだろうなあ、と思わせる、本年最後のステージでした。
3番目に登場は、我らが"コタツバンド"。来年初めに、ボーカルのコタツが、渡米することから、急遽新メンバーで再結成、年末のフリーゾーンに登場となった。メンバーは、ボーカル/岩田コタツ、ギター/嶋崎聖紀(fromキュエラスプーン)、ドラム/ホユー(fromホユーバンド)、そして、ベースが私という編成だ。セットリストは、『黒い下着の女』『そんな気持ちもいいもんだ』『出発』『もう少し君といたいよ』『幸せのメロディー』。コタツも精一杯歌い、我々も精一杯演奏を楽しんだ。心地良い音楽を客席にお届けできたのではないかと思っています。
そして、次に登場は、初登場のVanilla Bones
Jr.。グランジ系のハードなパンクロックという印象だが、意外にグランジ元祖のニルヴァーナの影響はないという。全曲英語詩だが、曲間にきっちりと歌詞の説明を入れたり、“Grand
Zero”“North Korea”等、社会的な問題を取り上げた曲が多く、多くの観客にそのメッセージが伝わったのではないかと思う。来年のフリーゾーンには、どんどん出てもらいたい期待のバンドである。
今年最後は、やはりキュエラスプーン。渋谷サンクスでのアコースティックライブ、聖蹟桜ヶ丘OPAでのライブ(警察に止められたりしましたけど、多くの通行人に支持してもらえましたね?)、濃縮フリーミュージックナイトや、LMP
FESTA 2003!!での、良きライバルバンド達との刺激の受け合いなどを経て、今年最後のフリーゾーンの大トリを飾ることになりました。今回、ギター&ボーカルの嶋崎は、コタツバンドとのダブル出演となりましたが、彼は本当にギターが、それに音楽が好きなんだなあと感心させるステージングでした。3曲目当たりから、私も我慢できなくなり、受付のサンタクロースや、対バンのメンツを巻きこみ、客席中央付近で飛び跳ねて見ていました。終演時間を過ぎていましたが、自らアンコールを要求したりもしました。ドラムの大木さんも、何故かいつも以上に気合が入っており、カッコ良かったですよ。
今回は、出演者が重なったりした部分もあり、集客面が心配でしたが、一時は入口付近に立ち見客が密集するなど、混乱一歩手前になるほど、たくさんのお客様に来て頂きました。本当にありがとうございました。来年のイベントの励みになります!その後、またまた20人以上で打ち上げに突入し、ライブの反省をすることもなく、飲んで騒ぎました。でも、まだ今年は、あと2週間ほど残っているんですね、頑張らないと。。。
《LMP主宰 福井》